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ボーイング787のコックピット用ディスプレイにAQUOSの技術が生きる:導入事例/液晶ディスプレイ
シャープは、同社の液晶ディスプレイが「ボーイング787」のコックピット用ディスプレイに採用されたことを発表。液晶テレビAQUOSシリーズで培った表示技術「ASV」を初めて搭載した航空機専用ディスプレイだという。
シャープは2012年4月20日、同社の液晶ディスプレイが「ボーイング787(通称:ドリームライナー)」のコックピット用ディスプレイに採用されたことを発表した。コックピットに設置されるディスプレイは、正操縦士側に2台、副操縦士側に2台、センターに1台の合計5台である。
今回採用された液晶ディスプレイは、同社の液晶テレビAQUOSシリーズで培った表示技術「ASV(Advanced Super View)」を初めて搭載した航空機専用ディスプレイであるという。高コントラスト、広視野角、高色度など優れた光学特性が特長であり、左右に位置する正操縦士と副操縦士がそれぞれ同時に飛行情報などを確認できる。また、航空機に搭載されるため、温度・気圧の変化、振動・衝撃などに対する耐久性も備わっているとのこと。
同社は、1991年より航空電子サプライヤーの米ロックウェル・コリンズ社を通じて、航空機のコックピット用ディスプレイの納入を開始。このたび、米ボーイング社の最新鋭航空機「787」にも採用されることとなった。
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