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越谷レイクタウンに「UFO」現る――地球での任務は“水質向上”ダ!!:環境に優しい水浄化システム
NTTファシリティーズは、環境・社会貢献活動の一環として、太陽光発電水浄化システム「ソーラーUFO」を、越谷レイクタウンにある大相模調節池に設置することを発表した。
NTTファシリティーズは2012年4月19日、環境・社会貢献活動の一環として、太陽光発電水浄化システム「ソーラーUFO」を、越谷レイクタウン(埼玉県越谷市)にある大相模調節池に設置することを発表した。設置期間は、同年4月20日〜2013年3月31日を予定している。
ソーラーUFOの形状はその名が示す通り、直径5mの円盤型である。水上に浮かんで水の浄化を行うのが目的で、「太陽光発電機能」「ろ過・曝気(ばっき)機能」「噴水機能」の3つの機能を備える。
本体上部にはソーラーパネルを搭載。太陽光発電により得た電力をエネルギー源とし、内部にあるろ過システムや水中に空気を供給する曝気システムを動かし、CO2を排出せずに水を浄化できるのが特長だ。また、噴水機能は単なる“演出”としてだけではなく、ろ過水を噴出することで、鳥の糞や砂埃などで汚れたソーラーパネルを洗浄するとともに、ソーラーパネルの温度上昇を抑える(一般的に温度が低い方が発電効率が高い)。
「ソーラーUFOの概要」 太陽電池パネルの稼働が可能な昼間に水浄化を行う。天候により変動するソーラーパネルの発電電力を、各浄化機能などに効率良くエネルギー供給し、水浄化システムとして最適な運転を行うという(※出典:NTTファシリティーズ)
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