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Simulinkモデルを「Arduino」「Beagle Board」「LEGO Mindstorms NXT」で直接実行:組み込みシステムの知識が不要に!?
The MathWorksは、教育現場などで広く用いられている「Arduino」「Beagle Board」「LEGO Mindstorms NXT」の3つのハードウェアプラットフォームで、Simulinkモデルを直接実行できるようになったことを発表した。
The MathWorksは2012年4月18日(米国時間)、「Arduino」「Beagle Board」「LEGO Mindstorms NXT」の3つのハードウェアプラットフォームで、Simulinkモデルをスタンドアロン、もしくは接続したPCとともに直接実行できるようになったことを発表した。
これらハードウェアプラットフォームは、ロボット工学、メカトロニクス、オーディオ信号処理、コンピュータビジョンなどの工学アプリケーションの実習教材として広く用いられているもの。今回の発表を受け、サイモンフレーザー大学(SFU:Simon Fraser University) 教授/Director of Mechatronic Systems EngineeringのFarid Golnaraghi博士は、「これからは組み込みシステムについての知識がなくても、アルゴリズムをハードウェア上で簡単にテストして調整できるようになる」(プレスリリースより抜粋)とコメントしている。
参考画像 「Arduino」「Beagle Board」「LEGO Mindstorms NXT」の3つのハードウェアプラットフォームでSimulinkモデルを直接実行できるようになった(出典:The MathWorks)
以下、今回Simulinkでサポートされたハードウェアプラットフォームを示す。
ハードウェアプラットフォーム | 主な目的 |
---|---|
Arduino Uno Arduino MEGA 2560 |
ロボット工学、メカトロニクスおよびハードウェア接続に関する作業 |
BeagleBoard-xM | オーディオ、ビデオおよびデジタル信号処理 |
LEGO Mindstorms NXT | ロボット工学アプリケーション |
表 Simulinkがサポートするハードウェアプラットフォームについて |
なお、Simulinkでのハードウェアサポートは、MATLAB&Simulink Student Versionを含む「MathWorks Release 2012a」で提供される。
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