Androidアプリ開発で役立つマルチメディアとテストの知識:Android技術者認定試験「ACE」ドリル(10)(1/2 ページ)
今回の演習は、リッチコンテンツを取り扱うようなアプリの開発に必須の「マルチメディア」と、単体テストを自動化でき品質向上の助けとなるJUnitに関する「テスト」の知識についてだ。
連載「Android技術者認定試験『ACE』ドリル」の第10回では、「マルチメディア」と「テスト」を取り上げます。
マルチメディアでは、主に“オーディオ”と“ビデオ”について取り扱います。リッチなコンテンツを取り扱うアプリケーションを作るには必須項目といえます。一方のテストは、Android用に拡張された「JUnit」フレームワークについて説明します。JUnitを開発に用いると、単体テストを自動化できるため、品質向上の大きな助けとなります。また、昨今のプロジェクトでは、正式な納品物としてJUnitを用いた単体テストコードが指定されるケースもあります。
このように全く内容が異なるマルチメディアとテストですが、どちらも“実際の開発現場でとても重要なもの”であるといえます。ぜひ今回の内容で理解を深めてください。
「ACE(OESF Authorized Certification Engineer for Android)」対策としては……、と前置きがこれ以上長くなりそうなので、早速演習に入りましょう!
今回の演習問題
演習1:オーディオ
演習1 「android.media」パッケージに存在するクラスとして、誤っているものはどれか? 選択してください。
(1)MediaPlayer
(2)MediaRecorder
(3)AudioManager
(4)MediaManager
演習2:ビデオ
演習2 Androidでサポートされているビデオフォーマットとして、誤っているものはどれか? 選択してください。
(1)H.264/AVC
(2)MPEG-4 SP
(3)H.265
(4)H.263
演習3:JUnitフレームワーク
演習3 Androidに用意されているテストフレームワークの説明として、誤っているものはどれか? 選択してください。
(1)「android.test」パッケージに用意されている
(2)ServiceTestCaseクラスでServiceのテストができる
(3)通常、対象アプリケーションのプロジェクトにテストコードを記載する
(4)JUnit3をベースに、Android用にカスタマイズされている
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