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三菱電機の大型映像装置「オーロラビジョン」がエミー賞を受賞:埼スタにも国内最大の映像装置を納入
三菱電機の大型映像装置が米国テレビ芸術科学アカデミー主催の「第63回 技術・工学エミー賞」を受賞した。米国ネバダ州ラスベガスで開催中の「2012 International CES」にて授賞式が行われる。
三菱電機は2011年1月13日、同社の大型映像装置(国内商標:オーロラビジョン/海外商標:DIAMOND VISION)が米国テレビ芸術科学アカデミー主催の「第63回 技術・工学エミー賞」を受賞したことを発表した。授賞式は1月12日(現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスで開催中の消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「2012 International CES」にて行われる。
技術・工学エミー賞は、テレビ放送の基盤を策定したり、家庭の視聴者のためにテレビの可能性を広げることに貢献し続ける技術を持つ企業に与えられる賞だ。同社は、1980年に米国ドジャーススタジアムに世界で初めて屋外型フルカラー大型映像装置を納入して以来、全世界で1700台以上の大型映像装置を納入し、ギネス世界記録の認定も取得している。
以下は、米国における最近の主な納入実績だ(表1)。
今後、同社は国内外問わず、全世界で大型映像装置の拡販を図っていくとしている。
なお、国内における最新の展開として、同社は「埼玉スタジアム2002」向けに国内最大をうたうフルハイビジョン大型映像装置(画像1)や、全長約400mにも及ぶ帯状映像装置(オーロラリボン(画像2))、屋外型大型映像装置を納入する改修工事を埼玉県より受注している(1月10日発表)。
画像1 「埼玉スタジアム2002」北サイドスタンドに設置されるオーロラビジョンのイメージ。南、北サイドスタンドにある既設大型映像装置を、テニスコートほぼ1面の大きさとなる縦10.24m×横23.552m(1011型)のフルハイビジョン大型映像装置に置き換える(制御絵素ピッチ8mm、高輝度フルカラーLED方式)。これにより、平均消費電力を既設装置比で35%以上削減できるという
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