コネクタメーカーと「SIM-LEI」の関係
大手電機メーカーで最も自動車関連の展示に力を入れていたのがパナソニックだ。EV向けソリューションをアピールする自動車のモックアップ以外に、次世代コックピットも公開した。日立製作所は、業務車両向けクラウドサービスを紹介した。他では、シャープのEVスマートパワーコンディショナと、富士通のリチウムイオンキャパシタEVが目立ったくらいで、ソニー、東芝、三菱電機、NECは自動車関連で目立った展示を行っていなかった。電子部品/半導体メーカーでは、Maxim Integrated Productsが三輪EVを展示して気を吐いた。また、日本航空電子はインホイールモーターEV「SIM-LEI」を展示していた。
パナソニックの次世代コックピット 運転席前、中央、助手席前に、ディスプレイが総計3台組み込まれている。運転席前のディスプレイはディスプレイメーターとなっており、車載カメラシステムやITS(高度道路交通システム)などと連動した表示を行う。中央のディスプレイはカーナビゲーション用で、スマートフォンの個人情報と連動したルート案内などを行う。右端のディスプレイは、助手席向けのエンターテインメントシステムである。開発を担当したのは同社オートモーティブシステムズ社のeコックピット事業開発室だ。
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