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Fordとトヨタがハイブリッドシステム開発で協業、次世代テレマティクス分野の標準化も視野に

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 Ford Motorとトヨタ自動車は2011年8月22日、小型トラックとSUV(スポーツ多目的車)向けのハイブリッドシステムを共同開発することで合意したと発表した(図1)。正式な契約は2012年末までに結ぶ予定である。


図1 両社の共同会見
図1 両社の共同会見 Fordのグローバルプロダクト開発担当グループバイスプレジデントを務めるDerrick Kuzak氏(左)とトヨタ自動車の技術担当副社長を務める内山田竹志氏

 両社が開発するハイブリッドシステムは、FR車やRR車など後輪駆動式(RWD)を採用する小型トラックとSUVに用いることを目的としている。2010年代中の実用化を目指しており、開発したハイブリッドシステムはまず小型トラックに搭載する計画だ。なお、同システムを搭載する量産車の開発は、両社がそれぞれ独自に行う。

 また、両社は、次世代テレマティクス分野でも協業することを明らかにした。この協業では、テレマティクスで用いられる規格や技術の標準化が対象となるもようだ。

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