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独Erhardt+Leimerの生産ライン制御パネルにSTの32ビットマイコンが採用製造プロセスの速度と効率を向上

STマイクロエレクトロニクスは、産業オートメーション機器メーカーである独Erhardt+Leimerのタッチスクリーン生産ライン制御パネル「RT4008」に、ARM Cortex-M3ベースの同社32ビットマイコン「STM32 F-2」が採用されたことを発表した。

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 STマイクロエレクトロニクスは2011年7月28日、産業オートメーション機器メーカーである独Erhardt+Leimerのタッチスクリーン生産ライン制御パネル「RT4008」に、ARM Cortex-M3ベースの同社32ビットマイコン「STM32 F-2」が採用されたことを発表した。

 産業分野において、作業者と製造装置とをつなぐ生産ライン制御パネルは生産性を維持する上で重要な役割を担う。次世代タッチスクリーン生産ライン制御パネルをうたうRT4008は優れた操作性が特長で、LCDカラータッチスクリーン(320×240mm)、ソフトウェア/ハードウェアキー、およびグラフィックスインタフェースを備える。このRT4008に、STM32 F-2を採用したことで、製造プロセスの速度および効率の向上をもたらし、その結果、原料の無駄を最小限に抑え、製品品質を最大限に引き出すことができるとしている。

独Erhardt+Leimerのタッチスクリーン生産ライン制御パネル「RT4008」
独Erhardt+Leimerのタッチスクリーン生産ライン制御パネル「RT4008」

 RT4008は、紙・布・ゴム製品のFA(Factory Automation)や、コンベヤー・輸送システムにとって不可欠な構成要素であるウェブガイドシステム(Web guiding systems)を主なターゲットとしている。既に(2011年5月)、RT4008のフィールドテストが、中国、欧州、米国に拠点を置くErhardt+Leimerの顧客により開始されているという。

 今回の発表を受け、Erhardt+Leimer 製品マネージャ Guenter Franz氏は次のようにコメントを寄せる。「STマイクロエレクトロニクスの32ビットマイコン技術は、性能・動作時消費電流・コストに関して完璧なバランスを実現しており、ビデオ・画像処理、オーディオおよびコネクティビティのサポートが拡張されている。先進的なタッチスクリーン生産ライン制御パネルをはじめとし、製造自動化に向けた当社の全製品のコアプラットフォームにSTM32マイコンを採用することを決定した」(プレスリリースより)。

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