大和ハウス工業、「ロボットスーツHAL 福祉用」の装着体験キャンペーンを実施:全国の医療・介護施設向けに
大和ハウス工業は、全国の医療・介護施設向けに「ロボットスーツHAL 福祉用」を実際に体験できる「Tryhal Walk」キャンペーンについて発表。
大和ハウス工業は2011年5月30日、「ロボットスーツHAL 福祉用」を実際に体験できる「Tryhal Walk(トライ・ハル・ウォーク)」キャンペーンについて発表。全国の医療・介護施設のスタッフを対象に、ロボットスーツHAL 福祉用の概要・仕様の説明、装着体験などを無償で実施する(注)。
「歩くことの素晴らしさを取り戻す(自分の力で立ちたい・歩きたい)」をコンセプトに誕生したロボットスーツHAL 福祉用は、脚に障害のある方や脚力が弱まっている高齢者の脚力・歩行機能をサポートする自立動作支援ロボット。筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授 山海嘉之氏(工学博士)が2004年に設立したロボットベンチャー企業CYBERDYNEが研究・開発を手掛ける「ロボットスーツHAL」の販売用商品の第1弾で、総代理店である大和ハウス工業が2008年10月10日からリース販売を開始している。
人が身体を動かそうとする際に皮膚表面に流れる微弱な生体電位信号を、ロボットスーツHALに搭載された生体電位センサで検出・増幅し、コントロールユニットに内蔵されたコンピュータに送信。解析データに応じて各パワーユニット(モータ)をコンピュータ制御し、装着している人間の動作をアシストする。これら一連の動作は実際に筋肉が動き出すよりも速く行われるため、時間差による違和感を感じることはなく、意思のままに下肢を動かすことができるという。
今回発表されたTryhal Walkキャンペーンは、大和ハウス工業のキャンペーンページにある問い合わせフォームからの申し込みとなる。
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