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目に優しい3D映像を自動生成するソフトウェア「BinoQ-P1-PP」IMAGICAの3D映像制作システムに導入

ベンチャー企業支援団体 TXアントレプレナーパートナーズの会員企業であるBi2-Vision(東京工業大学発ベンチャー)は、目に優しい3D映像を自動生成するソフトウェア「BinoQ-P1-PP」をIMAGICAの3D映像制作システムに提供することを発表した。

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 ベンチャー企業支援団体 TXアントレプレナーパートナーズの会員企業であるBi2-Vision(東京工業大学発ベンチャー)は2011年5月23日、目に優しい3D映像を自動生成するソフトウェア「BinoQ-P1-PP」を、映像制作を手掛けるIMAGICAの3D映像制作システムに提供(6月より提供)することを発表した。

 BinoQ-P1-PPは、東京工業大学 張暁林 准教授(Bi2-Vision 取締役)の研究成果である眼球運動神経システムをベースに開発されたもので、人間の両眼の正常な相対位置関係である「標準輻輳(ふくそう)」を保つ技術により、眼に優しい3D映像を自動調整で生成できるソフトウェアだ。

 一般的に、3D映像は人間の両眼の見え方の違い(視差)を利用して作成されるが、撮影の際、事前に2台のカメラのレンズ位置を細かく調整する必要があり、さらにズームやフォーカスが変化する度に再調整しなければならないなど、その制作には非常に手間が掛かっていた。また、調整して撮影しても、幾何学的なひずみ(上下や回転、サイズのずれなど)が生じてしまい、視聴者に疲労感や不快感を与えてしまうケースがある。そのため、映像編集者はノンリニア編集機材などを用いて視差やひずみを手作業で調整・補正しなければならず、映像制作会社にとって、こうした手間とそれに掛かるコストが大きな課題になっていた。

 BinoQ-P1-PPを用いれば、撮影前のカメラ位置の調整は必要なく、回転ずれやズームずれ、上下のひずみなどの複数パラメータを矛盾なく同時に自動補正する独自技術により、幾何学的なひずみを全て解消できるという。今回、IMAGICAの3D映像制作ワークフローにBinoQ-P1-PPを導入することで、手作業による調整・補正作業の大幅な軽減と制作リードタイムの短縮が実現可能となり、安全で質の高い3D映像を作り出すことに貢献できるとしている。

ハードウェア 高速GPU搭載のCPU4コア以上のPC
ソフトウェア 3D補正モジュール(対応OS:Windows XP 32bit/Windows 7 64bit、対応API:.NET Framework、C/C++、対応GPU:CUDA)
価格    500万円(税込)
表1 「BinoQ-P1-PP」の製品概要

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