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インテル、被災地におけるITインフラの復旧を支援:避難所9箇所にインターネット接続環境を設置
インテルは東北地方太平洋沖地震の被災地に対し、ITインフラの復旧支援活動を実施。さらに総額170万ドルの寄付を行うと発表した。
東北地方太平洋沖地震について
このたびの大震災で被災された皆さま、ご家族ならびに関係者の皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
@IT MONOist編集部一同
インテルは2011年3月22日、東北地方太平洋沖地震の被災地におけるITインフラの復旧を支援すべく、東北地方の避難所に対し、IT復旧支援チームを派遣。宮城県の仙台市災害対策本部、名取市、みやぎNPOプラザ(NPO)などと緊密に協力しながら、PCとWiMAXワイヤレスブロードバンドシステムを利用し、避難所9箇所にインターネット接続環境を設置したと発表した。
この取り組みにより、避難所でのインターネット接続が可能となり、被災者の情報管理、食糧や医薬品などの緊急支援物資の情報管理などの改善を見込んでいる。
なお、今回のIT復旧支援活動では、インテルと事業面で協力関係のあるダイワボウ情報システム、UQコミュニケーションズが製品やサービスの提供を行い、インターネット環境の構築を支援しているという。引き続き同社は、支援対象となる避難所の範囲を拡大し、地方自治体やNPOの要望に基づき、PCやインターネット環境の設置などについて支援する構えだ。
また、同社は現地でのIT復旧支援活動に加え、インテル コーポレーションによって設立された慈善団体「インテル基金」および、全世界のインテル社員による募金活動で寄せられた総額約170万ドルの寄付を行うとしている。
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