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ダッソー・システムズ、IBMの営業・サポート部門を統合:新たなサポート体制へ
IBMはダッソー・システムズ製品群のバックエンドとなるインフラ面構築の部分での協力体制に注力し、協業関係を継続していくとしている。
ダッソー・システムズとIBMは、2009年10月26日、これまでIBMが所有していた同社ソフトウェアポートフォリオおよび顧客契約関連資産を含むダッソー・システムズ製品群の営業および顧客サポート部門を約6億ドルで買収することで合意した。
ダッソー・システムズでは、IBMからの買収部門のグローバルでの完全統合は2010年上期に完了する予定としており、それまでの期間は従来通りのサービス提供を継続するとしている。
これにより、2010年下期以降はダッソー・システムズが教育やサポートプログラムなどを一括することとなり、ユーザー企業側にとっては、導入・更新時の契約などの手続きが簡素化する利点がある。
今後、IBMはダッソー・システムズ製品群のバックエンドとなるインフラ面構築の部分での協力体制に注力し、協業関係を継続していくとしている。
両社は2007年12月に販売チャネル再編を行った際に、IBMが従来のパートナーを介した間接的な販売方法から、より同社の責任範囲を拡大してコンサルティングや教育といったパートナー支援プログラムを導入する部分も担当する体制となっていたが、今回の合意によりIBM側で支援プログラムなどを担当していた部門がダッソー・システムズ側に移管することになる見込み。サーバシステムやシステム間連携、ミドルウェアなどは継続してIBMが担当する。
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