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3次元CADのモデル操作をゲーム感覚でハイエンド3Dマウスの新製品「SpacePilot PRO」

3D コネクション(3Dconnexion)は2009年4月16日、ハイエンド「3Dマウス」の新製品「SpacePilot PRO」を販売開始する。

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 3D コネクション(3Dconnexion)は2009年4月16日、ハイエンド「3Dマウス」の新製品「SpacePilot PRO」を販売開始する。本体価格は9万9800円。

 3Dマウスは、3次元モデルやコンピューターグラフィックス(以下、CG)の操作に特化したマウスで、一般的なマウスとは形状が異なるのが特徴。「従来は『コントローラ』と呼んできた。2006年12月にベーシックモデルの『SpaceNavigator』を発売して以降、プロフェッショナルのライトユーザーや個人ユーザーも増加したことを考え、もっと親しみやすい呼称ということで『マウス』とした」と3D コネクション 日本支社長 松浦 武敏氏は語る。

 3次元CADでは「Autodesk Inventor」(オートデスク)、「SolidWorks」(DSソリッドワークス)、「CATIA」(ダッソー・システムズ)、「Pro/ENGINEER」(PTC)、「NX」「Solid Edge」(シーメンスPLMソフトウェア)、ほかCAEやCGソフトウェアなど130種類に対応している。

 3次元CADやCGソフトウェアでモデルの表示方向を変更する場合は、キーボードのショートカットキーとマウスの操作を連動、あるいは画面のGUIから行う。3Dマウスなら、円筒状のコントロールキャップにより3次元モデルの表示方向をコンピュータゲーム感覚で操れ、右手に偏りがちだった操作の一部を左手側に移し、ユーザーの操作時の疲労を緩和するという。「例えば、一枚の紙をハサミで切る場合、あらかじめ切りたい方向へ動かしてから切るという面倒なことはしない。普通は、片手で紙を持ち適当な方向へ動かしながら切っていく。この製品も、まさにこの感覚を狙っている」と松浦氏は3Dマウスの操作感を表現する。


3Dコネクション 日本支社長 松浦武敏氏:2009年2月に米国で開催した「SolidWork World 2009」内のリセラブースで撮影

 コントロールキャップの周囲にショートカットが割り当て可能な「ファンクションキー」が付いており、3次元モデリングで頻繁に使用する機能などをそこに登録しておける。ファンクションキーの数は3Dマウスのクラス(機種)により異なる。

 使用方法としては、右利きの場合は3Dマウスを左手に構え、通常のマウスを右手に構える。キーボードとマウスでの操作に慣れたユーザーにとっては、一見、違和感を覚えそうだが、同社が行ったユーザー190人を対象にした調査では、その8割が2日以内で3Dマウスの操作を「快適に感じる」と回答しているという。


SpacePilot PRO

 新製品のSpacePilot PROは、主に企業内のプロフェッショナルユーザー(技術者)向けとしている。新機能としてカラー液晶画面を搭載。液晶がモノクロだった従来製品では、3Dマウスに割り当てられた機能を表示するのみだったが、新製品では、つないだPC内の「Microsoft Outlook」(2003以降)と連動し、電子メールやカレンダー、RSSフィードなどを液晶画面に表示することが可能だ。3次元CADやCGソフトの画面はそのままで、作業を中断させずにメールチェックを行うことができるという。


SpacePilot PROの液晶画面GUI

 アプレットを自由にカスタマイズして開発できるよう、オープンソフトウェアアーキテクチャを採用した。「ユーザーレベル、ソフトウェアメーカーレベルを問わずにカスタマイズ可能」(松浦氏)。カスタマイズすれば、動画や画像をマウス上の液晶画面に表示することもできるという。トレーニングの動画を用意し、それを見ながらのモデリングも可能だ。

 今回は新たに「デュアルファンクションキー」(「1」〜「5」の5つ)を加えた。このキーには、短く押すか、長く押すかなどでの機能割り当ても可能だ。ファンクションキーに割り当てられるビューも従来の4種類から32種類に増やした。ファンクションキーの配置は左右対称にアレンジし、操作感が利き腕に左右されないようにしているという。「コントロールキャップに6軸オプティカルセンサを搭載し、感度もより向上した」(松浦氏)。

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