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PLM業績好調、EPSも増加――ダッソー・システムズ2007年度第2四半期決算報告

 ダッソー・システムズは2007年8月9日、2007年第2四半期(2007年4月−6月)の決算で財務目標を上回り、通年の目標値を引き上げると発表した(仏では7月26日発表)。

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 ダッソー・システムズ 社長兼最高経営責任者 ベルナール・シャーレス(Bernard Charles)氏は「収入、収益ともに、目標値を上回る堅調な第2四半期となった。さらに、Non-GAAP(非会計基準)ベース、恒常為替レートベースで収入が13%増加し、 EPS(1株当たり利益)で14%の増加となった」と報告した(GAAPベースの総収入は恒常為替レートで14%増、EPSは24%増)。

 「ダッソー・システムズで成功している大きな取り組みの1つに、PLMチャネルの変革が挙げられる。現在の実績を見ると、弊社が『CATIA』と『ENOVIA』の成長を促進しながら、計画が順調に進められているのが分かる」(シャーレス氏)。

 特にPLMのENOVIAの業績は好調で、恒常為替レートベースで32%(「MatrixOne」を除いて23%)に成長した。Non-GAAPベースにおけるPLM収入は恒常為替レートで14%増加し、ENOVIAの収入は恒常為替レートで32%増加した。

 また、主力3次元製品のNon-GAAPベースの収入の伸びは恒常為替ベースで11%だった。CATIAと「SolidWorks」の新規ライセンス数は合計で前年とほぼ同じ2万457シートだった。なお、去年上半期と今年上半期で比較すれば、4%増となった。

 執行副社長兼CFO ティボ・ドゥ・テルサン(Thibault de Tersant)氏は、「重要なのは、為替レートの持続的な逆風にもかかわらず、結果的にEPSで力強い伸びがみられたことだ」と述べた。

 Non-GAAPベースの恒常為替レートベースの通年財務目標を13%より、約14〜15%まで引き上げる。さらに、円の想定通貨為替レートを更新し、2007年の報告収入幅は12億8500万ユーロから13億ユーロとなるという。

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