日立製作所は、欧州を中心にロボットSI事業を展開するドイツのMA micro automationを買収すると発表した。買収金額は7150万ユーロ(約119億円)で、2024年後半の買収完了を予定している。
日立製作所がコネクティブインダストリーズ(CI)セクターにおける「2024中期経営計画(2024中計)」の進捗状況と次期中計に向けた新たな成長戦略などについて説明。2024年度以降は、半導体/バッテリー製造、バイオ関連などの高成長分野に投資を集中して新たな成長軌道を描いていく方針だ。
日立産機システムが配電用変圧器事業の戦略について説明。カーボンニュートラルへの対応で年率50%増で需要が高まっているアモルファス変圧器を強みとしながら、2024年4月に発表した三菱電機の配電用変圧器事業の買収を着実に進めるなどして、国内におけるマーケットリーダーの地位を確実に築き上げていく方針である。
プロセス製造業は組み立て製造業と業態が大きく異なるため、工場DXの取り組みも異なるのが一般的だ。しかしダイキンの鹿島製作所は、化学品を扱うプロセス製造業でありながら組み立て製造業の手法を取り入れることで工場DXをめざしている。