MONOist IoT Forum 2020 Digital Live 〜つながる工場、つながるサービスをいかにビジネス価値につなげるか〜

モノづくり業界に特化したIoT(Internet of Things)の最新トレンドを、日本の製造業をけん引する企業の事例や最先端研究に関する講演でお届けする「MONOist IoT Forum」。2016年12月の初開催以来、東京・大阪・名古屋・福岡で開催して参りました。今回は、全国の製造業読者へお届けできるオンラインでの開催となります。

IoTの動向について、MONOistでは「つながる工場」「つながるサービス」の2つの軸でさまざまな情報発信を行ってきましたが、特にスマートファクトリーを中心に具体的な活用事例も増え、AI(人工知能)やクラウドとのエッジデバイスとの連携や無線通信などの技術も進化してきています。一方、セキュリティや膨大なデータの活用・分析方法などIoTが浸透してきたからこそ直面する新たな課題もあります。

本イベントでは、来場者の方の業務に直結する気づきや学びの場となるとともに、現場で悩む製造業従事者の皆さまへの課題解決として、市場動向や先進事例とともに製品・ソリューションを知り、理解していただく場としてご活用いただけますと幸いです。

※一度のご登録で、会期中はどのセッションでも視聴いただけます。

Guest Speakers

【Day1 基調講演】
株式会社 日立製作所
制御プラットフォーム統括本部 大みか事業所 統括本部長
花見 英樹

1994年に日立製作所 大みか工場に入社。国内原子力プラントの中央制御室を中心としたデジタル制御システムの設計に従事。2015年頃より制御セキュリティ分野への従事を強め、2017年には大みか事業所内にサイバーセキュリティ訓練施設(NX SeTA)の開設に携わった。現在は経済産業省が主催する「産業サイバーセキュリティ研究会WG3」の一員として各業界と連携し、活動を推進している。2020年4月より現職。WEF Global Lighthouse Networkメンバの一員として製造業のデジタル化を推進。
【Day2 特別講演】
久野金属工業株式会社
取締役副社長
久野 功雄

アメリカジョージア州マーサー大学工学部機械工学科卒業後、大手自動車部品メーカーに就職。2000年久野金属工業入社、金型製作の高度化と仕組み化、営業の仕組み化と自動化を統括。10のソフトウェア開発、製造業の生産性を劇的に上げるクラウドサービスIoT GOの開発統括。電気自動車用モーターや電池部品の金型技術開発の責任者として、内閣総理大臣表彰ものづくり日本大賞『優秀賞』受賞など多数の賞を受賞している。

プログラム -Day1- 12月14日

12:55〜13:00
開会の挨拶

開会の挨拶

MONOist編集長
三島 一孝

13:00〜13:40
基調講演

世界の先進工場「Lighthouse」に選出された
日立製作所 大みか事業所の取り組み

世界経済フォーラム(WEF)より今年1月に日本企業として初めてLighthouseに選出された、制御情報(OT)と情報技術(IT)の融合実践工場「日立製作所 大みか事業所」。当所における、人とデジタルの協調による多品種少量生産での生産性向上と品質の両立や、アフターコロナのNew Normal時代への対応など、これまでの取り組みについて実例を交えて紹介する。

株式会社 日立製作所
制御プラットフォーム統括本部 大みか事業所 統括本部長
花見 英樹 氏

13:50〜14:20
セッション1

いざ、IoT導入!!「止まらない工場」実現の勘所

製造業のニーズに合わせたIoTシステムが数多く提供されるようになり、多くの製造現場で膨大なデータを活用した品質改善や効率向上への取り組みが進んでいます。データの重要性は高まる一方ですが、システム管理は複雑化。IT知識のある人材不足、障害対応のコスト、セキュリティー対策など課題は山積しています。本セッションでは、事例やユーザーの声を元に、現場の「困った」を解決するエッジコンピューティングをご紹介します。

日本ストラタステクノロジー株式会社
事業開発部 部長
香月 千成子 氏

14:30〜15:00
セッション2

製造現場や保守現場で使えるAI/IoT利活用の要点を初公開

マイクロソフトの国内IoTアワードを2年連続受賞しているSBテクノロジーが、これまでお客様にとって早く簡単に納得できる、クラウドを活用したAIやIoT構築の取り組み事例とともに、これから利活用を検討する方々に向けてヒントとなる要点をご紹介します。予知保全やエッジ活用、多拠点の設備可視化に興味のある方は必見です。

SBテクノロジー株式会社
ソリューション&サービス事業統括 クラウドソリューション本部
プロダクトマネジメント&セールス部 clouXion&IoTプロダクトグループ
杉井 雄汰 氏

15:10〜15:40
セッション3

デジタルツインへの道も一歩から。
TeamViewer IoTで10分で実現、センサネットワーク

センサーネットワークの実現には高度にセキュアなネットワークや各種ソフトウェアの用意が肝心です。リモートサポート用ソフトウェアのTeamViewerが提供している TeamViewer IoT が簡単にセンサネットワークを実現するところをデモも含め、ご覧いただきます。また、環境シュミレーション研究所様における事例を紹介いたします。

TeamViewer ジャパン株式会社
シニアソリューションアーキテクト
小宮 崇博 氏

株式会社ラック
SIS事業統括部 ソリューション開発部 製品担当
川野辺 満 氏

申込

プログラム -Day2- 12月15日

12:55〜13:00
開会の挨拶

開会の挨拶

MONOist編集長
三島 一孝

13:00〜13:40
特別講演

機械・人・仕事のDXによる生産性革命

コロナの最中、DXにより儲かる体質へと変貌を遂げた中小企業がある。それが久野金属工業だ。今回の講演では新規顧客を自動で開拓する仕組みや、IoTの本格導入で主要60ラインの生産性が20〜90%向上による残業時間の大幅削減、そして社内外の情報は瞬時に必要な部門に伝わり常に整理されるクラウドサービスの活用など、すぐに実践できる3つの事例を紹介する。

久野金属工業株式会社
取締役副社長
久野 功雄 氏

13:50〜14:20
セッション4

未来を自ら生み出すためにすべきこと

日本の製造業は、ネクストノーマル時代でも世界をリードできる。これまで改善をくり返してきた製造工程は、デジタル活用と3密を回避する働き方により、さらに競争力を高めることができるのではないか。製造業の現在地を各種統計データや国内外の成功事例から探り、未来に向けてすべきことを考察する。

株式会社セールスフォース・ドットコム
インダストリーズトランスフォーメーション事業本部
製造業担当マネージャ
鹿内 健太郎 氏

14:30〜15:00
セッション5

カイゼンに活かせ!BIによるシンプルデータ活用術

先進的な事例を参考に自社でもIoTに取り組んだものの、大量で複雑なデータの活用は、投資対効果を出すのが難しく、プロジェクト中断してしまうケースがよくあります。しかし、シンプルなデータであっても、実はカイゼンに役に立てることが十分可能です。本セッションでは、シンプルデータをBIツールで活用する方法を解説します。

ウイングアーク1st株式会社
製造企画営業部 グループマネージャー
小林 大悟 氏

申込

Day1〜Day2のセッションは、12月16日よりアーカイブ配信もいたします。
気になるセッションの見直しなど、ご都合にあわせて、ぜひ登録・視聴ください。
※一度の登録で、どのセッションでも視聴いただけます。
※アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。

お問い合わせ先
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局
event_support@sml.itmedia.co.jp

提供:
/制作:/掲載内容有効期限:

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開催概要

会期 2020年12月14日(月)
〜 2020年12月15日(火)
形式 ライブ配信セミナー
参加費 無料
申込

主催

協賛

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