解析の専門家ではない基板設計者でも簡単に扱える熱解析ソフトとして開発されたPICLS。2次元操作で、簡単かつ高速に熱解析を行えることを意識して設計されたため、解析モデルの設定を行うプリプロセッサと解析結果を表示するポストプロセッサが一体となっている。「基板設計者が熱設計アイデアを、ストレスなく、その場で試せるようなソフトウェアがあれば、設計現場に大きなメリットをもたらすことができる」。そう考え発案に至ったというソフトウェアクレイドル 技術部の衛藤潤氏に、開発背景について聞いた。
最新情報を求めて毎年秋に全国の流体解析ユーザーが集まるソフトウェアクレイドルの「ユーザーカンファレンス2015」が開かれた。予測医療にシミュレーション技術を応用する取り組みに関する講演や、既存ツールの新バージョンに加え、間もなく登場する新流体解析ソフトウェア「scFLOW」に関する情報も披露した。
MONOist主催 CAEカレッジ「事例から学ぶ! 設計者CAEの最前線」では、工学院大学 中島幸雄教授がブリヂストンにおけるタイヤの最適化設計事例について、サイバネットシステムの古市洋也氏が流体解析ツールと最適化ツールを使った小型軸流ファンの形状の最適化事例について紹介した。
提供:株式会社ソフトウェアクレイドル
アイティメディア営業企画/制作:MONOist編集部/掲載内容有効期限:2016年3月31日
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