エンジニアポスティング制度で希望する業務に挑戦 派遣エンジニアの新たな働き方エンジニア派遣

製造業の労働力不足が慢性化する中、現場を支える人材として、必要なタイミングで柔軟に働けるエンジニア派遣の需要が高まっている。BREXA Technologyは、全国52拠点を生かしたネットワークと豊富な取引先を背景に、未経験からでも段階的にスキルを磨き、希望やライフステージに応じてキャリアを選べる環境を整えているのが特長だ。

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» 2025年08月01日 10時00分 公開
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 少子高齢化による労働人口の減少が進む中で、コロナ禍後も製造業の事業環境はおおむね堅調であり、現場では慢性的な人手不足が続いている。働き方の多様化も進み、かつて地域に根ざして製造業を支えていた人材が地元を離れ、他業種へ転職する例も増えている。さらに、工学系志望者の減少も拍車をかけ、若手層の裾野が一層狭まっている状況だ。特に自動車や半導体関連を中心に、技術部門の人材需要は高い。

 各社は採用ハードルを下げて人材確保を図っているものの、現場ですぐに活躍できる即戦力となる人材を十分に確保することは難しいのが現状だ。こうした構造的な課題を解決する手段として、必要なタイミングで現場を支える人材を柔軟に確保できる「エンジニア派遣サービス」への期待と需要が高まっている。

機電系分野で高い実績を誇る「BREXA Technology」

 これらの現場の課題に対応するソリューションを長年にわたり提供してきたのが、製造業向け人材派遣の大手、アウトソーシンググループだ。2025年7月1日付で同グループはBREXA Holdingsを純粋持株会社とするホールディングス体制へ移行した。「BREXA」というブランド名は、BREAK(壊す)、EXPAND(拡張する)、ABILITY(能力)、EXA(10の18乗=百京を表す接頭語)を組み合わせた造語だ。国境やスキルの壁、組織の縦割りなど、働く上でのさまざまな境界を壊し、人々の能力を大きく拡張するという思いが込められており、変化する時代に対応して柔軟な人材サービスを提供することを目指している。

 BREXA Holdingsの下には、BREXA Next、BREXA Technology、BREXA CrossBorderの3社が事業会社として位置付けられ、それぞれが専門性を生かした人材サービスを展開する。アウトソーシングを前身とするBREXA Nextは、国内外の製造業やサービス業に人材を派遣し、特に日本の製造現場を支える即戦力人材を安定的に提供する役割を担う。ORJを前身とするBREXA CrossBorderは、アジアを中心にグローバル人材を現地で採用し、日本をはじめ欧州やオセアニアなど各国への人材供給を通じて、企業のグローバル展開や多様なニーズに対応する。

BREXA Holdingsの下で、国内製造業向けの技術者人材派遣を専門に担うのがBREXA Technologyである BREXA Holdingsの下で、国内製造業向けの技術者人材派遣を専門に担うのがBREXA Technologyである[クリックで拡大] 提供:BREXA Technology

 そして、アウトソーシングテクノロジーの事業を引き継ぐ形で、国内製造業向けの技術者人材派遣を専門に担うのがBREXA Technologyである。20年以上にわたって培った経験とノウハウを基盤に、自動車産業をはじめ、半導体、重工業、産業機械など幅広い分野で現場の多様な技術課題に対応してきた。国内人材派遣分野において第3位の業績シェアを占めており、特に機電系分野では1万2000人規模という国内トップクラスの在籍者数と豊富な稼働実績を持つ。メーカー各社の高度な技術ニーズに応えながら、技術者派遣分野で確かな存在感を示している。

 BREXA Technology 機電事業本部 本部長の川尻篤史氏は「ホールディングス体制への移行により、グループ全体で人材ビジネス分野の売り上げ規模で世界第9位となりました。当社はその中で、前身のアウトソーシングテクノロジーが築いてきた事業領域と実績を引き継ぎ、技術系人材に特化した派遣/請負/紹介事業を担います。特に機電領域では、単なる人材供給を超えたパートナーとして企業様の持続的成長を支援してきました。メーカー様にとっては一番のパートナーであると自負しており、引き続きそうした存在であり続けたいと考えています」と語る。

BREXA Technology 機電事業本部 本部長の川尻篤史氏 BREXA Technology 機電事業本部 本部長の川尻篤史氏[クリックで拡大] 提供:BREXA Technology

全国規模の拠点と豊富な取引先が実現する多様なキャリア

 BREXA Technologyの強みは、全国52拠点を構える広範なカバレッジと、多様な業界との強固なネットワークにある。自動車産業や半導体業界を中心に、重工業、産業機械など幅広い分野に対応し、BREXA Technologyグループ全体で事業所単位では5100以上の現場にエンジニアを派遣している。配属先の幅の広さは日本でもトップクラスといえるほど多彩で、製品や工程、職種の選択肢も豊富だ。エンジニアがさまざまな現場で経験を積み、自分に合ったキャリアを築ける環境を整えているのが特長だ。

 エンジニアの育成では、eラーニングを活用した基礎研修に加え、分野ごとの専門研修を社内で体系化しているのが強みだ。組み込みソフトウェア分野では、社内公募や選抜を経て3カ月間の専門研修を実施し、実地で必要な開発スキルを習得して現場デビューを果たす仕組みを整えている。さらに、これまで外部向けの研修機関としてITやCAD教育を展開してきた「KENスクール」を社内人材育成に特化し、半導体、電気、自動車、機械装置など多様な分野の実地研修を提供。未経験からでも専門職にチャレンジできるよう、サポート体制を強化する。

 エンジニアへのフォロー体制も充実している。BREXA Technologyには約60名のキャリアアドバイザーが在籍しており、外勤先で働くエンジニアの業務上の相談や、キャリア形成をきめ細かく支援する。キャリアアドバイザーとは別に、全国約300人の営業担当が、エンジニアとの面談や取引先との調整を日々行う。その他、総勢1000人の技術者リーダーが全国の支店に配置されており、エンジニア目線で現場での相談やサポートを実施している。こうした三位一体の体制で、働きやすい環境づくりと長期的な成長を力強く支えている。

 在籍するエンジニアの主体的なキャリア形成を後押しするため、2023年から「エンジニアポスティング制度」を導入した。これは、社内で公開される案件情報に対して、エンジニア自身が「この仕事に挑戦したい」と手を挙げられる仕組みで、受け身ではなく自らキャリアを切り開く環境づくりを目指したものだ。必要なスキルや経験が不足している場合には、前述のキャリアアドバイザーが、現在の業務でどのような経験を積むべきか、どの資格を取得すれば希望する案件に挑戦できるかなどをきめ細かくアドバイスし、段階的にキャリアを描いて目標を実現できるようサポート体制を整えている。

「エンジニアポスティング制度」により希望する仕事に挑戦できる 「エンジニアポスティング制度」により希望する仕事に挑戦できる[クリックで拡大] 提供:BREXA Technology

 川尻氏は「エンジニアの皆さんの志向性はそれぞれ異なりますし、勤務地や業務内容、携わる製品などの要望もライフステージによって変わっていくものだと思います。そうした部分にしっかり寄り添い、それぞれの希望をできる限り実現していきたいと考えています。今後もエンジニアポスティングなどの社内制度をさらに強化し、日本一のキャリアマップを描ける会社にしていきたいと考えています」と述べる。

未経験から年収1000万円を実現した実例も

 BREXA Technologyでは経験者はもちろん、未経験者についても「モノづくりに関わりたい」「手に職をつけたい」という意欲を重視して採用を進めており、手厚いフォローアップ体制も相まって未経験入社の割合が増えている。そうした未経験者が設計/開発分野に飛び込み、大きくキャリアを伸ばして活躍しているのも特徴だ。

 ガソリンスタンドの店員から未経験で入社したあるエンジニアは、社内研修を経て大手自動車メーカーの開発現場で機械設計や制御設計を担当しながらスキルを磨き、現在では100人規模のエンジニアチームを率いるリーダーとして、年収1000万円を超えるまでに成長した。新卒から長く勤めることで社内でのキャリアパスを着実に積み重ね、リーダーやセクションリーダーへと昇進するエンジニアも男女問わず存在する。評価に応じて年収も上がり、8年目には600万〜800万円程度を得るケースもあるなど、ステップを踏みながら着実に成長し、待遇を高めていける環境が整っている。

 こうしたエンジニアの成長を支えられる背景には、同社ならではの広いカバレッジ力がある。前述の通り5100以上の事業所という幅広いつながりを持ち、上流工程から下流工程までをカバーしているため、未経験でもまずは適したポジションからスタートし、段階的にスキルを高めていける。未経験からでも希望する方向性に合わせて成長し、さまざまなポジションに挑戦できるキャリアの幅広さこそ、BREXA Technologyで働く大きな魅力だ。

BREXA Technologyには、さまざまな技術分野や業務、産業分野に携われる幅広いカバレッジ力がある BREXA Technologyには、さまざまな技術分野や業務、産業分野に携われる幅広いカバレッジ力がある[クリックで拡大] 提供:BREXA Technology

 川尻氏は「当社は、エンジニア一人一人が自分の希望や方向性を考え、実現しやすい“自由度の高さ”が大きな特徴だと思っています。もちろん全てが思い通りになるわけではありませんが、頑張っている人には会社が全力で応え、希望をかなえられるようサポートします。エンジニアの皆さんが自身の市場価値をしっかり生かせる環境を整えています」と説明する。

 これらの取り組みは、エンジニアの定着率向上にも大きく寄与している。加えて、支店ごとに独自の交流イベントや部活動を企画し、社員同士が気軽にコミュニケーションを取れる機会を積極的に設けているのも特徴だ。こうした活動は支店長や技術者リーダーが中心となり、地域やメンバー構成に応じて自由に工夫を凝らして企画されている。社員同士のつながりを深めることで、働きやすさが高まり、結果として近年では離職率が大きく改善するなど成果を上げている。

自ら市場価値を高め、主体的にキャリアを切り開く土壌

 BREXA Technologyでは、「可能性を、その先へ」というBREXA Holdingsのスローガンの下、製造業におけるさまざまな境界を取り払い、エンジニア一人一人が希望に沿った多様なキャリアを描ける環境づくりを進めている。国内の幅広い製造業分野での成長支援はもちろん、BREXA CrossBorderなどグループ会社との連携を生かし、将来的には海外拠点での実務経験やブリッジエンジニアとしてグローバルに活躍できる道も視野に入れるなど、より多様な選択肢を用意していく考えだ。こうした取り組みに積極的な同社は、自ら市場価値を高め、希望するキャリアを主体的に切り開きたいエンジニアにとって、魅力的なフィールドを用意しているといえるだろう。

「当社は社名の通り、製造業におけるさまざまな境界を壊していきたいと考えており、エンジニアが抱える『スキルがないからこの仕事には就けない』といった“スキルの境界”もその一つだと捉えています。現役の方はもちろん、未経験の方にも当社の仕組みや研修体制を活用しながら、働く可能性を広げていただきたい。新しい挑戦をしたい、手に職をつけたいという意欲を持つ方の挑戦を大歓迎します」

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提供:株式会社BREXA Technology
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2025年9月6日