Special
» 2022年02月18日 10時00分 公開

「止まらない工場」実現の鍵はリモート化、現地・現物から脱却する3つの提案製造業のリモート化

市場環境の変化やサプライチェーンの混乱によって、製造業のモノづくりに大きな影響が出ている。この中でDXの一環として、従来の「現地・現物主義」から脱却して、リモート化など、外部環境変化により柔軟に対応できる仕組み、体制づくりが求められている。NTT西日本グループのNTTビジネスソリューションズは同社が培ってきたネットワーク技術などの知見を生かし、こうした変革を強力に推進するソリューションを提案する。

[PR/MONOist]
PR

 市場環境の不確実性が高まる中にあって、企業がビジネスの継続性を高めつつ、さらなる成長をめざしていくためには、さまざまな変化に柔軟かつ迅速に対応できる“体質”へと変革することが強く求められている。そうした変革の代表例が、働き方改革などを背景に急速に普及しているリモートワークなど、業務の遠隔化に対応した仕組みづくりだろう。

 ただし、これらのリモート化が進んでいるのはオフィス業務が中心であり、製造業の中核である工場でのモノづくりにおけるリモート化は浸透していないのが実情だ。従来の「現地・現物主義」から脱却し、「止まらない工場」を実現するにはリモート化は必須の要素だろう。このリモート化に向けた企業の取り組みを強力に支援しているのがNTT西日本グループでビジネスユーザーに対する情報通信システムの提案、構築、サポートなどを行っているNTTビジネスソリューションズである。

「リモート化」で地域製造業の課題を解決する

 言わずと知れたモノづくり大国である日本だが、製造業の多くが集中しているのが西日本エリアだ。国内製造業の事業社数、売上高の約60%がこの地域に集まっており、グローバル展開を行うメーカーやグループ企業も多い。

 NTT西日本グループは、同エリアでWi-Fiや光回線などのネットワークインフラを中心にさまざまなICT製品、サービスを製造業向けに提案してきた。一方で、製造業では通信だけでなくアプリケーションやデータを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)への注目度も高まっている。こうしたニーズに応えるべく、同社は現在、ICTソリューションによって10分野の地域課題解決をめざす「Smart10x」の1テーマとして「スマートファクトリー化の推進」を掲げ、新たな課題解決方法の提案を進めている。

 スマートファクトリー化によって製造業は、イレギュラーな事態下でも工場のオペレーションを停止せず、生産活動を継続できる「止まらない工場」の実現をめざすことができる。NTT西日本グループでは、スマートファクトリー化を実現するソリューションを、大きく分けて「リモートファクトリー」と「シェアードファクトリー」の2本柱で構成している。前者は生産など工場業務のリモート化の実現を、後者は地域の多様な事業者間の連携創出によって、地場産業の強靭化をそれぞれ支援するものである。

「リモートファクトリー」と「シェアードファクトリー」の両輪でスマートファクトリー化をめざす[クリックして拡大] 提供:NTTビジネスソリューションズ

 特にリモートファクトリー化、すなわち工場やオフィスのリモート化は、事業の持続性を確保する上でどの企業も逃れられない、喫緊の課題となっている。NTT西日本グループは長年にわたって多数の製造業にネットワーク技術を提供してきた通信会社としてのノウハウや知識を生かして、地域産業に寄り添う形で問題解決をめざしている。

紙帳票をデジタル化する「帳票電子化ソリューション」

 NTTビジネスソリューションズが展開する、リモートファクトリーを推進するソリューションを2つ、順番に紹介していきたい。1つ目は「帳票電子化ソリューション XC-Gate」※1である。これまで現場などで使っていたさまざまな紙帳票をペーパーレス化することが可能だ。NTT西日本グループのNTTビジネスソリューションズから提供している。

※1:XC-Gateは株式会社テクノツリーの登録商標。

 Excelを基に帳票を作成、データベース上に登録して一元管理することで、現場作業者や管理者がPCやタブレット端末、スマートフォンなどから簡単に入力できる環境を作る。企業によっては帳票の数が数百単位に及ぶこともあるが、作業者は自身の記入すべき帳票を検索してすぐに見つけられる。Excelで作成した既存の帳票フォーマットをそのまま使えるため、入力時の違和感も少ない。さらに、蓄積した帳票データを基に、現場の実態を見える化することも可能である。

デジタル上での帳票の作成、一元管理を実現する[クリックして拡大] 提供:NTTビジネスソリューションズ

 DXの必要性が叫ばれる中、企業は業務のデジタル化を積極的に進めている。しかし、いまだ多くのモノづくり現場では、紙文化が根強く残っている。例えば、紙の帳票を事務所側でPCに転記した上で印刷、ファイリングする。こうした業務はいまだに多くの工場で見かけるものだ。

 こうした帳票作成や転記にかかる多大な労力を課題視する企業も少なくない。紙文化の放置は製造業のデジタル化推進の最大の障壁であり、アナログ情報の迅速なデジタル化を進めることが求められている。帳票電子化ソリューションはこうしたコストを削減して、リモート化の一歩目を踏み出しやすくする。

電子契約をワンストップで実現する「電子契約ソリューションパッケージ」

 2つ目は「電子契約ソリューションパッケージ」だ。従来の紙による契約書ではなく、PDF形式の電子データと電子署名による「電子契約」によって契約を締結できるようにする。締結した文書内容はクラウド上に保管される。こちらもNTT西日本グループのNTTビジネスソリューションズから提供している。

 電子契約サービス「WAN-Sign」※2に導入サポートを組み合わせることで、社内文書の完全電子化に向けた各種サービスをワンストップで提供する。押印者はPCなどから電子署名が行えるため、自社や取引先の工場やオフィスに出向くことなく、リモートで契約を締結できる。海外拠点や海外取引での契約締結時にも使いやすい。また、NTTビジネスソリューションズではグループ企業と連携して、手元にある紙の契約書を電子化して、クラウド上で一元管理する運用BPOサービスも併せて展開している。

※2:WAN-Signは株式会社ワンビシアーカイブズの登録商標。

社内文書の電子化に向けた課題を解決する[クリックして拡大] 提供:NTTビジネスソリューションズ

 電子帳票保存法やインボイス制度をはじめ、国も現在、さまざまな書類や手続きの電子化に向けて法制度改正などの動きを加速している。中でも製造業は、そのビジネス形態から取引先が多く、部品や原料発注に伴う契約事務も頻繁に発生しているため、制度改正の影響が大きいとみられる。

 各種書類を電子化するに当たっては、どのソフトウェアを選ぶか、導入後にどのように運用すればよいか、取引先に負担を掛けないかといった懸念点が浮かぶことも多い。電子契約ソリューションパッケージは電子契約導入に必要な要素がひとまとめになっているため、導入時に迷うことが少ない。また、NTTビジネスソリューションズではパートナー企業と連携しながら、導入を丁寧にサポートしている。さらに同社が展開する請求書電子化サービスと組み合わせることで、契約書も請求書もトータルで電子化することも可能だ。

地域密着型企業ならではの手厚いサポート

 ここまで紹介してきた2つのソリューションはNTTビジネスソリューションズ独自の知見や体制を生かすことで、導入効果をより高めやすくなる。ソリューション導入後に疑問点や問題点が生じた場合には、速やかに担当者と連絡を取り、適切なサポートを受けられる。

 西日本エリアの企業を主な対象に事業展開を行ってきた、地域密着型の企業である点も同社の強みである。導入企業の事業や取り組みに詳しい担当者が相談に乗るため、悩みや課題をピンポイントで把握してもらいやすい。

現場立ち合いを遠隔化する「リモート作業支援ソリューション」

 NTT西日本グループのリモートファクトリーへの取り組みとして、スマートグラスなどの最先端デバイスによって、監督者の現場立ち合い作業を遠隔化する「リモート作業支援ソリューション」も紹介する。

 同ソリューションでは、スマートグラスで撮影した映像を、管理監督者と現場作業者でリアルタイムに共有し、マルチデバイスでのコミュニケーションを実現する。

 高画質、高音質で共有された映像で、管理監督者が作業指示や状況把握を行いやすい。また、スマートグラスを活用することで、現場作業者の視界に手順書を表示させることや、管理監督者が現場作業者と同じ視線で映像を確認することができる。

現場立ち合いの必要がなくなり、業務効率化につながる[クリックして拡大] 提供:NTTビジネスソリューションズ

 熟練技術者の全国的な人材不足が深刻化していることなどを背景に、業務負荷の関係で、監督者が作業現場に立ち合うことが難しいというケースも多い。この立ち合い作業をリモート化することで監督者の移動時間や移動経費を削減し、同時に、柔軟なコミュニケーションを通じて現場作業自体の効率化もめざす。

 具体的なユースケースのうちの1社が金属加工業のひびき精機だ。

 同社は熟練従業員が本社から250m離れた工場に向かい、直接、新人作業員への指導を行っていた。これがソリューションの導入によって、熟練作業者が本社工場にいながらリモートで指導できるようになり、熟練者が工場間の移動に費やしていた時間を減らすことで、指導にかかる時間を20〜30%削減することに成功した。また、録画機能を用いることで、作業者目線の映像を、技術伝承をテーマにした社内教育コンテンツとして活用するといった工夫も検討しているという。

 今後、NTT西日本グループでは、ローカル5GやLPWA(Low Power Wide Area)、光回線などのネットワーク技術を活用した、ドローン、遠隔ロボット制御などのソリューションを検討し、より効果的なスマートファクトリー化を推進していく計画だ。そして、現場のニーズに迅速に対応しつつ、製造業をはじめとする西日本全体の地場産業活性化につなげていく。

 工場のデジタル化、リモート化は「まだこれから」という企業も多いだろう。地域密着のNTTビジネスソリューションズだからこそ、課題や悩みを理解してもらえることも少なくないはずだ。「止まらない工場」の第一歩は、同社への相談から踏み出してはいかがだろうか。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:NTTビジネスソリューションズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2022年3月9日